
メーデーを過ぎて、結ばれた大人たちの為に祝福されない子どもの日。祖父の誕生日。そしてやってくる母の日。今年はメイストームデーも重なった。5月13日は別れ話を切り出していい日。
「母の日も誕生日も祝ってくれたことなんてもうずっとなかった」
私が中学2年の冬に癌が発覚した母。闘病生活を経て高校1年の9月に亡くなった。確かこの台詞を聞いたのは私が中学3年の頃だったと思う。次の年、それが最後になる母の日に、父は始めてカーネーションを買ってきた。
母は少しだけ笑った。それは、喜びの感情ではなかった。こんなものお金の無駄、と唇が動いてた。つまり彼女が言いたいのは、今更そんなことをされても。というものだった。父は結局、母が辛い時に守ってあげることも助けることも傍に居てあげることもしなかった。何だってタイミングというものは大切だ。その瞬間を逃したら、もう、全部、今更。
花はすぐ枯れる。
(私は、造花になることにしよう)
May Storm Day 04:12 2012.05.14 Monday murmur



